香川県のサッカーチームが「カマタマーレ」なら、香川県のミルクセーキが「かまたましぇいく」になるのは自然の成り行き??
どうして香川県のミルクセーキかというと砂糖のかわりに当地特産の和三盆糖を使用しているからです。この和三盆のミルクセーキに一番驚いたのは製造メーカーの事務を担当されている社員さんで、事務所で仕事をしていると今まだに経験したことの無いかぐわしい香りが工場からあふれてきて、何を作っているのか?と驚いたという秘話があります。
このミルクセーキは昭和の高度成長期に全国の中小飲料メーカーさんが共同で立ち上げたブランド「パレード」のミルクセーキのレシピをもとに作られています。甘いことが贅沢でうれしい時代の飲み物なのです。
そのミルクセーキを和三盆糖で「きれのよい甘さ」に仕上げたのが「かまたましぇいく」です。
ミルクセーキはアメリカンタイプとフレンチタイプに分類され、前者は大手ハンバーグチェーンのMシェイクでこの流れを踏襲しているのが、長崎県のご当地スイーツである氷菓のミルクセーキです。一般的に飲料として普及しているミルクセーキはフレンチスタイルですが、バーでアルコールの入っていない飲料としてバーテンダーが卵とミルクと砂糖をシェイカーでシェイクしてできたのが起源とされています。
当社が「かまたましぇいく」を企画して販売している目的は自社のご当地飲料専用自販機の商品構成のためほかなりませんが、急に、ネットでも売れ、卸の引き合いも急増して、あれよあれよと在庫が無くなってしまいました。
本業(ネットショップ)が忙しすぎて油断していました。ご当地飲料は当社にとって遊び心を重視して展開している商品ですが、けっして遊びで取り組んでいる商材ではありません。今回は猛省し、再度仕切り直しして真剣に取り組む商材として再認識し、新展開の企画をします。
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