2007年7月にサラリーマンから起業し、なんとか7年間、小さいながらも事業を継続することが出来ました。
振り返ると無駄が多く思っていた以上に多難な道程でした。それでも時間を重ねるごとに経験は積み上がり、売り上げも比例して上がりました。
急激な拡大機会はほとんど無く、徐々に推移したことで、安定路線となり結果的に良かったのではと思っていますし、今後の展開も慎重に進める姿勢が備わったことが7年間の成果かもしれません。
いわゆる勝ちパターンの基礎は出来ました。負けパターンも経験しましたから、これからは勝ちパターンの基礎の上で、徐々に積み上げ作業に専念すれば結果は自然とついてくるものと確信しています。
なんだかんだと7年間紆余曲折ありましたが、成功の入り口に到達した感がある8年目の始まりです。
サラリーマン時代配属先により、メーカーの立場、商社の立場、卸の立場をそれぞれ経験し「営業力」の重要性を確信し、また自信を持って独立、起業しましたが、ネット販売というある意味ストレートな小売分野では「商品力」に勝るものは無いと痛感しました。
いかに売るかでも、どうやって売るかでもなく、「何」を売るかであり、「何」なら買ってもらえるかであり、お客様が探しているのは「何」なのかで勝負が決まります。「何=商品」です。
そんなことわかっているつもりでしたが営業力があれば製造から卸まではなんとなく「力」で押せたという経験が小売では通用しませんでした。特にネット販売では、パソコンの前に座っているだけで、いえ今ならスマホ片手でどこでも商品比較、価格比較して物を買える時代です。勝負は早くお客様のほしい商品が最適価格、最適条件で買えるわけですから、その時の販売者になるのは選ばれし栄光なのです。
その栄光の裏づけは価格を含めた商品力ほかなりません。
「売れる商品を売れる価格で販売する」単純だけに難しさは相当です。しかも「売れる価格」で損をすると成り立ちませんから、まさに至難の業です。理想は「定価で売れる商品」「定価が無く売れる商品」がたくさん売れることです。その理想が常に当社が追い求めている「商品力」なのです。
コメントをお書きください