当社の主力商品カテゴリーになるよう取り組んでいる盆栽ですが、売れる商品と売りたい商品は必ずとも一致しません。
売ってみないと売れるかどうかわからない商品もたくさんあります。売れるのに仕入れが難しい商品もあります。生き物の商売の難しさに振り回されながらも、仕入れを楽しんでいます。
仕入れを楽しむといえば、時々、商売そっちのけで、自身の好み(趣味？)だけで仕入れる商品があります。桜の類はほとんどそうです。((笑))いえ、笑っている場合ではありません。真剣に仕入れに取り組んでほしいですね。
この信濃寒桜はいわゆる十月桜とか四季咲き桜に類する、秋から春にかけて繰り返し少しづつ咲く桜です。私はこの類の桜が好きで、市場に出てくると商売二の次で競り落としてしまいます。売れなくても良い、しばらく手元に置いて出来る限り在庫期間を長く楽しみたいと思っている商品(一応)です。
この種の桜はソメイヨシノのように突然咲いて突然散る桜から比較すると、いさぎ悪く、だらだら咲いて、だらだら散ります。そんなだらだらぶりが見ていてストレスが溜まりません。だらだら出来ることに幸せすら感じます。
仕事はだらだら過ごすのは良くないし、休日もだらだらばかりではよくありあせんが、１カ月に１日くらいは、だらだらと過ごす日があってもいいですよね。むしろそういう日が大事だと思う最近です。
起業十年目を迎え、そういう余裕とゆうか、落ち着きが必要だし、持てるようになってきたのだと思います。