高松商工会議所で「高松盆栽の郷(仮称)での販売を想定し、「高松盆栽」の公式商品となる魅力的な新商品の提案を募ります。・・・ということらしい。ならばチャレンジと思ったものの・・・
3年前ならなあ、「盆栽サイダー」もあったし、赤松の葉とほうじ茶をブレンドした「盆栽茶」も、黒松エキスを使った紅茶味の「盆栽キャラメル」もすぐに商品化でき、いの一番に参加申し込んで商売を楽しんだであろうが、今年から「働き方改革」を宣言してしまったので、あきらめるしかない。
これが、5年前なら、マスキングテープにクリアファイルにトートバッグにと出来る限りの商品化に取り組んだに違いない。絶対売れるであろう盆栽柄の風呂敷やのれんは、ネット販売してもヒットするだろうが、「働き方改革」を宣言してしまった今は、頭の中で想像して楽しむだけだ。
せめて、「高松盆栽の郷」基本構想が10年前に実現していれば、精一杯盛り上げることができたのに残念です。
「とにかくチャレンジ」が当社の方針ですが、これは仕事の本線ではないので、横道や脇道は、今は邪道と判断するしかない。だって仕事量減らしてるんだから、仕事量を減らし売り上げが上がるならチャレンジすべきだが、過去にこの手の仕事は、チャレンジした経験から、実際の売り買いに加えて余分な作業が多すぎることを十分知っているので敬遠するしかない。敬遠というのも立派な作戦である。しかもこの指令は監督が判断すべき局面だから社長としては妥当な判断だろうと思います。
でも、今は頭の中で想像するだけでも楽しい自分が居ます。年をとっても夢を見れるのは幸せである、決して夢を追わず冷静に判断できるようになったのも年をとった証拠だろう。実際、ぎっくり腰で椅子に座って仕事をしているのだから、そう思う。
仕事量は減らすものではなく、体力的に減少するだけで、自然に「働き方改革」に移行しているのが実態のようです。