またまた楽する作業みつけたり

毎日、毎日35℃を超えた環境では外仕事は老体にはとても厳しいと思っていた矢先に、国風香川玉藻小品盆栽会の古い会員さんの鉢を処分されるということで早速大量に仕入れてきました。

 

植木鉢なら冷房の効いた屋内のスタジオで撮影できるので渡りに船とばかりに目論んででかけてきました。

 

実際に使われていた鉢ではなく、コレクションされていた鉢が多く、いわゆる古鉢や作家物が多く、鉢底に銘が入ったものが殆どでした。残念ながら私は、銘鉢にはあまり興味が無く、商売的には盆栽の苗木が利益率が高いと信じ込んで、どちらかというと避けてきたカテゴリーでしたので、あまり詳しくはありません。

 

ですから、銘が読めたり読めなかったりで、PCと鉢裏の小さな篆書体の漢字との睨めっこで調べながらの出品は結構手間取っています。しかし、この手間取っている時間が新たな商材の知識の蓄積が出来ていると考えれば作業が進みます。なにせ涼しい環境で仕事が出来ているのですからこの上ない幸せです。

 

しかも、結構販売が好調で、利益率も悪くありません。大きな鉢は、それなりに作業に手間がかかるしスペースの問題が発生しますが、小品盆栽用は非常に効率が良く、仕入れてきた品は数百枚あったにもかかわらず1日足らずで終わりました。でもって、場内にある道具や小物類を屋内スタジオで撮影するのがここ数日の猛暑作業対策になっています。

 

これは、当社(特に私)の新しい作業スタイルになると思います。通年水かけ管理不要の鉢や道具類、周辺小物を1年かけて仕入れて貯めておいて、それを酷暑の期間、冷房の効いた屋内で撮影作業をすることは、今後益々老齢化するであろうスタッフ(特に私)の夏場の対策としてとても良い方法を思いついたと自分を褒めてあげたいと思います。 

 

これも働き方改革・・・またまた楽する作業みつけたり‼

 

ちなみに画像の手のひらの4個の豆鉢の売価、渋沢栄一さん1枚では足りません。