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私のように年間50回以上の交換会で仕入れる猛者(あえて自称)にとって、日々「掘り出し物」を狙っていますし、実際によく当たります。
人によっては掘り出し物と気づかない人もいるし、掘り出し物と思っても捌き方がわからなければその価値は効果を発揮できません。
私の場合、あえて自身で言いますが、この辺の勘が鋭く、鼻が利き、目が利きます。(笑)
盆栽の世界は、特に完成域に到達する前の前の段階、すなわち「素材」の世界はとにかくバラエティーに富んでおり、様々な形態があふれています。私が思うにハイアマチュアとプロが混在する世界がそうさせているのだと想像しています。
この石化ヒノキの苗木がそうです。プロはこのような作り方はしません。苗箱で養生しますが、もう少し前段階でポットや鉢に植えこみます。ここまで大きくなるとおそらく株分けするのも根が絡んで時間を要するし、このまま販売するには24本立では多すぎるので交換会での相場は芳しくありません。・・・そうなんです。 はい、私に当たりました。安く競り落とせたので、市況の単品売り×24本の価格より少し安く設定してこのままヤフオクで販売しました。
お客様は安くで買えて、私どもは通常より利益率が高くで販売出来てのwinwinでした。
これは間違いなく掘り出し物と判断したし、実際にそうでした。